こんにちは。ちはるです。 私は旦那とよく「海の見える場所に住んでみたいね」と話しています。 でも移住するとなると老後のことも考えなくてはなりません。 「移住先で購入した家を終の住処とするのか」「移住先の介護施設に入所するのか」 いずれにせよ移住先の情報を集めることが大切です。 私も移住候補地の介護施設の資料を集め、情報収集しています。 \ ま ず は 気 軽 に 資 料 請 求 し て み ま し ょ う ! /
将来移住を考えた事はありますか?
まずは移住してみたい地域の介護施設情報を調べてみましょう!
「終活」という言葉が一般的になって久しいですね。
総務省統計局のデータによると、2030年には、65歳以上の人口が総人口の35.3%を占めると予想されています。
人生100年時代と言われるいま、歳を重ねてから過ごす時間も長くなっていくことでしょう。
そのとき、どんな生活をしたいですか?都心で便利に暮らすか、田舎でのんびり暮らすか…
アラフォー世代になってくると、そろそろそんなことも気がかりになってきます。
資金計画や、自分がどんな風に暮らしたいかなどライフプランを、早いうちから組み立てておければ安心ですよね。
そうは言っても、自分のライフスタイルとの相性のよしあしなんて住んでみないとわからないし、生活費はいくらぐらいかかるものなの?
都内だけで4回の引っ越しを経験し、5つの地域で過ごしてきた私が、快適なシニアライフにおすすめの地域をご紹介します!
目次
老後のおすすめ地域は「都会へのアクセスがいい郊外都市」です!
私と一緒に引っ越しを繰り返してきた両親(今は後期高齢者といわれる年齢です)は、今まで住んできた数ある地域のなかでも、今の郊外を一番気に入っています。
その理由を聞いてみました。
1.緑·自然が多い
公園や山など緑に恵まれ、散歩が楽しいから自然と歩くことが増え、健康的になったそうです。
今の地域に越してから、夫婦そろって散歩やハイキングに行く時間が増え、会話も多くなり健康面だけでなく夫婦円満にもつながっているように感じます。
今住んでいる地域は、ハイキングができる山が電車で行ける距離にあるんです。
「ちょっと試しに」なんて行ってみたらすごく楽しかったらしく、いま夫婦そろって山登りにはまっています。
両親はもともと仲が良かったですが、週末は2人でお弁当も持って山登りでひと汗かいて、ふもとの温泉につかって帰る。が定番のデートコースになっていて、私としても見ていてほほえましいです。
年を取ってから夫婦でできる新しい趣味を見つけるってなかなか難しいと思いますが、両親を見ているとここに住んでよかったと感じます。
自分が年を重ねたときにこんな風に充実した生活を送りたいなと思います。
2.スーパーなどでの生鮮食品·日用品の値段が都心より安い!
私はいわゆる「山手線の内側」に住んでいた時期がありましたが、やっぱり物価が高い!
日用品などのセール価格が、今の地域ではデフォルト価格で販売されています。
さらに、当時の食費は家族3人で月10万円ほどかかっていました。
食いしん坊で食道楽な家庭ということもありますが、総務省の統計によると2人以上世帯では、平均食費は約8万円ほどなのでやはりやや割高といえるでしょう。
今住んでいる地域に越してきてからは、タイムセールなどもうまく活用し、食費や日用品にかかる費用を抑えられています。
年金をどこまであてにできるか不透明なご時世ですし、こうした暮らしにかかる費用を、住んでいる地域を変えるだけで抑えられるならメリットは大きいと思います。
3.物件の価格·賃料が安い。工夫をすればリノベーションも可能!
例として、マンションをローンで購入する場合です。
広さや間取りにもよりますが、いわゆるファミリー向けの中古マンションの相場は、都心だと3,000万円台後半~5,000万円ほどがボリュームゾーンです。
駅から徒歩圏内であればもっと価格が上がるケースもある一方で、郊外都市だと同じ条件でも2,000万円~3,000万円台、安いところだと1,000万円台で売られている物件も見つかります。
我が家は、都心の住居を売却したお金で現在の住居を中古で購入しました。
築年数が古かったため、広さのわりにお得に購入できました。
余ったお金を丸ごと改装費用に回せたので床·壁紙はすべてピカピカの新品にリノベーションし、水回りは当時の最新式のものを導入できました。
両親の年齢のこともあり、バリアフリーな設計にしています。
外観は古いですが、中身はほぼ新築のように綺麗で快適な住居に生まれ変わっています。
4.都心へのアクセスがいいからオシャレタウンへのお出かけも楽々!
電車やバスで乗り換えなし·もしくは1回程度で都心の繁華街へアクセスできる街に住んでいます。
百貨店やイベント、美容院などはやはり都心のほうが充実しているので、そちらへのアクセスがいいと「このお店に行きたいけれど遠いからな…」ということもなく、フットワーク軽くあちこち行けて便利です。
大きな病院へのアクセスもいいため、自分や家族が体調不良になったときでも安心です。
また、友人とは表参道や恵比寿、新宿などの都心で会うことが多いですが、特段移動に不便に感じたことはありません。
おすすめ郊外都市の具体例!
大自然と大都市のハイブリッド!?立川~青梅市周辺
青梅市は、東京都の西側に位置し、都内で4番目に面積が広く「東京都にいながらにして大自然に囲まれた生活が出来る」のキャッチフレーズで注目されている都市です。
近くにある御岳山は、毎年たくさんの観光客が訪れるそうです。
たとえば河辺駅周辺には百貨店やそのほかのお店もたくさんあり、利便性もばっちり。
多摩地区最大の乗車人員数を誇る立川駅にもアクセス至近です。
新宿まで最短20分!聖蹟桜ヶ丘·調布·府中
こちらも多摩地区ですが、より新宿などの大都市に近づきます。
駅前にはファッションビルが入っていて買い物には困りません。
駅前はにぎやかですが、少し奥に入れば閑静な住宅街があり大きな神社や公園もあります。
シルバー世代やファミリー層など様々な年代の方が住んでいるのも住みやすさを表しているといえると思います。
小田急多摩線!はるひ野~唐木田
小田急線沿線からは、またまた多摩地区をご紹介します。
はるひ野~唐木田駅は、新興住宅街があったり(※はるひ野)、ホームセンターが駅の目の前にあったり(※唐木田)、いずれの駅もとても綺麗に整備されています。
緑も多く穏やかな環境で、駅から徒歩圏内には大きなスーパーがあります。
新宿へは、新百合ヶ丘駅で快速急行に乗り換えれば35分です。千代田線への乗り入れもあり、大変便利です。
整備されたキレイな街並みと、緑の多いのんびりした雰囲気で、ファミリー層にも人気の地域です。
おすすめ地域のデメリット
立川~青梅市編
立川市はさすが大きな駅だけあって、新宿駅や東京駅まで乗換なしで行け、大きな駅ビルや商業施設、飲食店が豊富で利便性は極めて高いですが、その分家賃など物価が少々高くなります。
交通量が多く排気ガスや騒音が気になるという意見も…また、犯罪発生率が高く治安が悪いのも、住むには少し不安が残る点ではあります。
青梅周辺は、さきほど挙げた河辺駅などは便利ですが、少し奥の東青梅駅まで行くと一気にお店が減少します。
コンビニなどはありますが、自分の生活習慣と照らし合わせて本当に満足できる環境かはしっかり見極める必要があります。
聖蹟桜ヶ丘·調布·府中編
こちらも駅前は大型の商業施設や商店街がありにぎやかですが、駅から離れると、駅やスーパーに行くのにバスや車が必要になります。
いくら土地や生活費が安くても、徒歩圏内にスーパーがない…とか、コンビニまで車で行かないといけない…なんて環境だったら不便ですよね。
年を取って、体力が衰えてくると尚更です。
今はネットスーパーなどもありますが、いざというときにやっぱり近くに買い物スポットがあると安心です。
いずれの駅も駅周辺の利便性はかなり高いので、駅からの距離やアクセスがいい住居を選ぶことがカギになります。
はるひ野~唐木田編
駅前から比較的すぐに住宅街が広がっており、駅から離れるとスーパーやコンビニが少ないです。
おしゃれな飲食店などもあまり多くはないので、もし外食を楽しみたい場合は不向きかもしれません。
以上、おすすめ地域のデメリットもご紹介しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。都心·郊外両方で過ごしてきた私が、価格帯、日々の生活費や利便性などのバランスが良いと感じるのが、「都会と田舎のハイブリッド」な郊外都市です。
都心へのアクセスがいい郊外都市
- 立川~青梅市周辺
- 聖蹟桜ヶ丘·調布·府中
- はるひ野~唐木田
3つの候補地を紹介しましたが、うまく選ばないと利便性が失われてしまう可能性もあるので、注意が必要です。
また、買い物だけでなく、治安の良さや病院、美容院の状況なども気になるところです。
もし候補の地域が見つかったら、何度か視察に訪れ、動線を確認し、自分にとっての利便性はどうか?不便さがあったとして、それは許容範囲なのか?をしっかりと検討してみることが必要です。
この記事が少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです!