こんにちは。ちはるです。
私は長年介護施設や訪問介護など仕事を通して、様々な家族を見てきました。
在宅で姑を介護する嫁。高齢の母親の介護をする独身の息子。認知症の旦那を一人で介護する妻。
家庭には、それぞれ事情があります。
しかし、在宅で介護をしている人たちを見ると、皆悩みを抱えており、日々の生活に疲れ切っています。
「介護する側と介護される側の本当の幸せとは?」と考えた時にお互いの心身が健康で、より充実した生活ができる必要があります。
介護する側と介護される側お互いの幸せを掴むために、介護施設に入所するのが一番の方法だと私は感じています。
まずは住んでいる近くの施設の詳しい情報を無料で受けとってみて下さい!
私の祖父ですが、趣味の書道で毎日活発に出かけ、90歳を過ぎてからようやく軽い介護が必要になりその介護期間も数ヶ月で老衰により他界しました。
祖父を見た人はその元気さと見た目の若さに驚いていました。
本人がいつも楽しそうに充実した生活を過ごしていたのが、シニア期の約30年間を健康で不自由なく暮らしたからだったと実感しています。
シニア期を生き生きと満足しながら過ごすためには、住んでいる街の環境やそこでの暮らし方が大切です。
シニア期の自分にピッタリの街で暮らしている他の方の体験談も見ながら、充実した人生を送るポイントを紹介します。
こんな方におすすめ
- 老後のために将来引越しが必要な気がするけれど、どんな街を選んだら良いのかを知りたい方
- 老後の暮らしが気になってきたけれど、イメージがわかない方
目次
シニア期の引っ越しを成功させた人の体験談
- 「駅からとても近い。私もまだ働いているので通勤のアクセスが便利であることは必須条件でした。」(60代男性 夫婦二人暮らし)
- 「駅のすぐ近くでレストランが沢山あるし、近くの商店街でお惣菜を買ったり、手間のかからない生活をしています。お友達も遊びにきては、羨ましいと言ってくれます。」(70代女性 ひとり暮らし)
- 「目の前にはスーパーがあり、買い物に便利。」(60代女性 夫婦二人暮らし)
- 「今までの家は広くて、掃除など本当に大変で、小さな部屋になって快適です。」(70代女性 ひとり暮らし)
- 「家の近所の写真教室に通いだして毎日充実しています。」(60代女性 ひとり暮らし)
- 「週末になると近くに住んでる娘家族がやってきて、にぎやかに過ごせるようになりました。」(60代男性 夫婦二人暮らし)
- 「空港まで近いので、国内外の旅行に出かけて楽しんでいます。」(60代女性 夫婦二人暮らし)
- 「自転車で夫婦2人でサイクリングにも出かけています。」(60代男性 夫婦二人暮らし)
- 「週末に劇場で演劇を観てきました。元気なうちは外に出て自分の見聞をもっと高めていきたいと思っています。今が人生で一番充実しているかもしれません。」(70代女性 ひとり暮らし)
- 「引っ越してきてすぐに近くのスポーツクラブでお友達ができました。少しずつおしゃべりができるようになって。自分の経験を生かしてお友達に料理を教えてあげたりして楽しんでいます。」(60代女性 夫婦二人暮らし)
- 「以前住んでいたエリアにも近く、友達も招きやすい。」(60代男性 夫婦二人暮らし)
- 「交通の便が良いし、自然も豊か。室内からの眺望もよく老後をのんびり過ごしたいと思っている私たちに、ピッタリの環境です。」(60代男性 夫婦二人暮らし)
実際に住み替えを終えて幸せにシニアライフを送っている人の体験談をまとめみると、特徴が見えてきます。
体験談のまとめ
- 環境
公共交通機関が便利で、通勤や、趣味などでアクティブに移動するのに便利。郊外で自然環境もよい。
- 趣味
趣味のサークルなどが近くにあって参加しやすい、サイクリングなどの趣味が気軽にできるような環境のそば。
- 人とのつながり
娘·息子家族や友人が近くにいて、人とのつながりを感じられる。
- 人とのつながり
スーバーやレストランなどの店舗がすぐ近くにある
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シニア期30年 3つのステージ
体験談では元気に過ごしているシニアの方の声が多かったですが、さらに年齢を重ねていくと、「体の自由がだんだん思うようになっていかなくなるのでは?」「介護や病院は?」とも不安に思いますよね。
シニア期30年を3つのステージに分けて考えるとイメージしやすくなります。
アクティブ·シニア期
- 健康で自由に行動できる。
- 子どもたちは独立している。
- 仕事を持っていることが多い。
ギャップ·シニア期
- 人の助けを必要とするほどではないけれど、自立した暮らしに不安を感じている。
- できることが減り、気が進まなくなることで、以前ほどは外出しなくなる。
- 仕事はしていない。収入は年金がメイン。
ケア(要介護)·シニア期
- 日常生活において家族やヘルパーの助けが必要。自治体から「要支援·要介護」と認定されている。
- 仕事はしていない。収入は年金がメイン。
シニア期を幸せに暮らす街には、病院への近さや介護環境の良さも大事な条件になってきます。
アクティブ·シニア期だけでなくギャップ·シニア期とケア(要介護)·シニア期にも安心して住み続けられることがシニア期を幸せ暮らせる街に必要な条件になりますね。
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体験談とシニア期のステージから見えた、シニア期30年を幸せに暮す5つの条件
体験談とシニア期の3つのステージの特徴から、シニア期30年を幸せに暮らせる街の条件は以下の5つになります。
1,公共交通機関の便が良い
まだ仕事をしていて通勤の必要があったり、趣味でアクティブに動いたりする時期には、交通の便がいい街が良いようです。
また足腰に不安がでて来る頃や、車の運転ができなくなってからは、通院や買い物などでさらに重要になります。
2,スーパーやレストランなどが近くにあって生活に便利
スーバーやレストランが近くにあると足腰に不安が出てきても普段の生活を送りやすくなります。
3.医療、介護環境が充実している
体の自由がきかなくなり、病院へ通う頻度が増えてきた時に、病院が近くにあるということは大事な条件になります。
また介護環境の良さも、ケア(要介護)·シニア期においては一番重要です。
4,趣味、生涯学習、ボランティアの活動の場が近くにある
シニア期の30年、趣味などで生き生きと暮らすことは幸せな生活に欠かせません。
また生涯学習の講座で学ぶことや、ボランティアをして人に喜ばれることも喜びをもたらしてくれます。
5,家族やこれまでの友人が近くにいる
娘家族や息子家族が頻繁に遊びに来たり、友人と気軽に交流したり。
家族や友人の近くに住んでいると、人とのつながりを感じられ幸福度が上がります。
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4.自分に合ったシニア期を幸せに暮らす街を見つける
5つの条件を見てみると、趣味がしやすいエリアやこれまでの友人や家族とのつながりを得やすいエリアなどは人によって違います。
自分に合った地域を選んでその中で交通に便利な街を選んでいくと、幸せなシニア期30年を暮らすことができそうですね。
また、医療や介護環境の良さは自治体の取り組みが重要です。
次に自治体ごとに調査したランキングをご紹介します。
医療·介護が充実している街ランキング
1位 東京都新宿区
2位 東京都板橋区
3位 群馬県前橋市
4位 東京都武蔵野市
5位 栃木県小山市
生活支援·予防が充実している街ランキング
1位 東京都荒川区
2位 東京都練馬区
3位 東京都板橋区
4位 埼玉県戸田市
5位 栃木県小山市
認知症対策が充実している街ランキング
1位 東京都板橋区
2位 東京都渋谷区
3位 東京都世田谷区
4位 千葉県市川市
5位 埼玉県さいたま市
参考サイト:日経グローカル「シニアに優しい街 総合ランキング」
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まとめ
シニア期30年を幸せに暮らせる街の条件は5つありました。
- 公共交通機関の便が良い
- スーパーやレストランなどが近くにあって生活に便利
- 病院、介護環境が充実している
- 趣味、生涯学習、ボランティアの活動の場が近くにある
- 家族やこれまでの友人が近くにいる
老後の生活において、暮らす場所というのは非常に大切になります。
ストレスを抱えることなく、生活をすることで、より充実した人生を送っていきたいものですね。
今回ご紹介した記事を参考に、自分に合った街を見つけ、幸せなシニア期を過ごせる手助けになれば幸いです。
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